1/4 寿大歌舞伎 夜の部 角力場/口上 | Sleepless Town - in Tokyo-

1/4 寿大歌舞伎 夜の部 角力場/口上

 

 

双蝶々で、最も多くかかる段。

 

「また角力場か」の印象はありますが、愛之助の与五郎-長吉が見物です。七之助の吾妻はかわいい。

大阪の角力の話なので、愛之助いいかも、と思ったらあたりでした。

 

・与五郎-吾妻のチャラチャラ感とはんなり感がいい。

・長吉がちょこざいで、もはや手に入ってるとみえる芝翫の濡髪との対比がいい。

 

いつも気になるのが、濡髪と長吉が茶碗を割るところ。どちらかか割りやすい素材で作るのかな。

 

 

 

口上は、襲名3名を含めて 22名という大人数。

幕があがり、それぞれの裃をみて「さまざまな家がでてるな」と。松嶋屋が3人いるけど、

(体型からいって)誰がいるのかな。中村屋は兄弟で出てますが、もう1名黄色の裃が。

 

藤十郎@パパの進行でスタート。

(順番うろ覚えです)魁春、扇雀、愛之助、歌六、七之助、孝太郎、左團次、吉右衛門、梅玉、東蔵、又五郎、彌十郎、高麗蔵、勘九郎、芝翫、雀右衛門、鴈治郎、秀太郎、白鸚、幸四郎、染五郎。

 

左團次:白鸚さんは暁星で同級でした。級長をなさっていて、授業がおわるとばあやさんが迎えに来てお稽古にいきました。私は高校ではさぼってキャバレーに通いました。

孝太郎:松たかこさんとは映画で共演しました。染五郎さんとはまだですが、よろしくお願いします。

鴈治郎:幸四郎さんはおもちゃ箱のような方です。

 

梅玉:白鸚さんは勧進帳を1100回上演されて、1/3は共演しました。

彌十郎:染五郎さんは身長が伸びて、高身長の私としては仲間ができることを楽しみにしています。

幸四郎:天に向かって・・・

染五郎:義経は身に余る大役です。

 

それぞれが3人への期待、特に未知数の染五郎への期待を思わせる厳しくも暖かい口上です。

先代も含めて実直なお家なので、ツッコミが少ないです。左團次センセイも控えめでした。