シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺、二人椀久 | Sleepless Town - in Tokyo-

シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺、二人椀久

シネマ歌舞伎に行きました。

 

 

京鹿子娘五人道成寺

 

 

前回「寝落ち」で見逃した場面があるので、2度めの鑑賞です。

場面の合間に出演者のインタビューがあります。

聞いてると、中村屋の2人と梅枝、児太郎は捉え方が違うのが興味深いです。

全員が「共演できてうれしい」といいつつも、
勘九郎&七之助は同じ目線で花子をやってる。他の2人は玉三郎を「高い所にいる方」とも思える表現です。


とはいえ、5人が並ぶ道成寺は壮観です。坊主が20名もいるし、歌舞伎座ならではの豪華な舞台。
綺麗なような、怖さもあるような。

 

七之助がよかったかな。体の使い方がきれいです。


二人椀久

この演目は「寝落ちトップ3」のうちに入ります。どこに原因があるかわかりました。

・ほとんどが夜の場面で暗い。
・唄も入るが、セリフなしの舞踊は眠くなる

とはいえ、嫌いではないです。舞台2回、映画2回みてますから(笑)

 

今回、どうにか流れがわかった気がします。
今風にいうとファンタジーですかね。

 

愛しい人が現れて、一緒に踊る。しかし、それはつかの間で上着を残したまま太夫が

去ってしまう。

 

勘九郎の表情がいいです。