Sleepless Town - in Tokyo- -2ページ目

3/21 高麗屋のコリャいいや

新橋演舞場にいく前に、ギャラリーに立ち寄りました。

 

 

松王丸が店番?

 

 

舞台には3代口上のパネルがあります。舞台にあがって撮影もできます。(口上に列席した気分かも)

 

 

弁慶フィギュア。8月ころにフィギュアのガチャが発売とのことで、楽しみです。

けど、黒衣ばかりあてたら寂しいなあ。

 

映像以外は撮影フリー。

 

今回の映像は

 

「昭和56年の三代襲名口上」「高麗屋のレシピ」「ギャラリートーク」の3本。

 

到着時は、ギャラリートークの終盤でした。途中からみて、口上-レシピーギャラリートークを

みました。

 

前回の襲名口上のここが凄い。

・リードが白鸚。次が歌右衛門。

・38年前なので、物故者がほとんど。列席者のうち現役は8名

(左團次、菊五郎、梅玉、魁春、2代目白鸚、幸四郎、吉右衛門、高麗蔵)

 

・2世松緑、團十郎がいた。高麗屋3兄弟が揃って列席。

・亨さん(初代辰之助)がまだ元気だった頃ですね。

・4世雀右衛門、声が太い。JACKの願い-染五郎と共演したい-はかなわなかったが、

5代目が相手役を務めてます。

・9代目の口上の「果てしない芸への道」はラマンチャだな、と思いました。

 

幸四郎&染五郎トークは、(ある部分は)弥次さんと梵太郎に近いものを感じました。染五郎さん、

しっかりしてます。

 

それぞれの言葉が重い。9代目は大変な時-上が大勢いる-に襲名したことに気づきました。

 

幸四郎さんの展示物。よくわからない筋書きとか、ドリフ系ギャグの4コママンガ、フィギュアなど

家の倉庫から持ってきたようなグッズが楽しいです。

不思議な筋書き(1冊まるごと染五郎)、シュールでわかりにくいマンガは必見です。

 

 

 

3/14 ルヴァン杯 FC東京-新潟  -15分だけハッピーアワー-

ルヴァン杯。遅く到着したせいか、それとも「開幕戦」ではないためか

お菓子の配布なし。(おかしいぞ)

 

新潟は守備重視。ただ、強力なFWが少ないのであまり怖さはないです。

むしろ、ルヴァンの規定でU-23の選手をスタメンにしてる東京のが危なげです。

ヒョンスが岡崎のカバーをしたり、高萩が下がり目だったりと普段と違うシーンが

見られました。

 

後半近くに到着した人:誰もいないじゃない。

(森重も太田も不在=見たい人はゼロ?)

出てる人を応援するのがセオリーですが、何か?

 

ピりっとしないまま、後半20分過ぎに2人交代。永井GOGOと久保。

この「セット替え」が効果ありました。永井は走りまくってマイボールする。

久保は前で動いてゴール。

 

久保のおかげで今季初勝利。いいんです、ルヴァンでも相手がJ2でも。

 

試合後の監督インタビュー。

H:感想は

K: シュートが枠にいかないなと。

H: (永井、久保の)2人の選手を入れた意図は?

K: 点を取りたかったから

 

原さん以来の「東京的な」インタビューで大ウケ。

 

残り15分で点が入り、それを守り切ったのでOKとします。

しかし、平日で7000人かあ。この日は温暖で前半はダウンをバッグに

入れて観戦しました。

超歌舞伎 2018は

1回目は千本櫻、2回目は花街詞合鏡。

3回目のタイトルは 積思花顔競。

 

元の題材は積恋雪関扉だそうです。今年は獅童、ミクさんとも2役で獅童は悪役をやるとか。

 

関の扉は以前見に行ったのですが、レポなしで筋書きをみても思い出せない。他の演目とごっちゃになってる

かもしれません。

 

冒頭の幕では「お祭り」を題材にした演目(獅童さん復帰祝い)もあり、そちらも楽しみです。

 

今年も一般チケでいきます。前列で見られる「超桟敷」だと優先入場はできますが、

1回限りなので29日に2回見るなら自由席で角度を変えてみるのもありかと。

 

昨年は2回みました。というのは、1回目に開演30分前にホールにいったら

正面の席がほぼなく、左側からみたら見えにくい。2回目は早めにいって

正面後方でみました。

 

他のブースはさらっとまわって、イベントホールメインで動くこと

なりそうです。

 

超歌舞伎のお客さんはノリがよくてマナーもいいので、一緒に見ていて違和感ないです。

隣にコスプレのお嬢さんがきたり、終盤ではペンライトが揺れるなど歌舞伎座などでは見られない

光景があります。それも興味深いです。

3/11 男女道成寺

 

幕見で観劇しました。

1幕目の「国性爺合戦」が立ち見で、道成寺もやばいかと思いきや発売時にもらったのが17番。

つまり、2幕連続の人は16名。それでも、開幕直前に席は埋まりました。

 

通常の道成寺との違い。

「京屋さんの供養」というセリフが入る。

・花子の手ぬぐいの家紋が、音羽屋と京屋。

・後見も各家から2名ずつ入る。京屋の1名が結構イケメン(遠目でみた限りで)

 

感想

・雀右衛門の踊りの演目は初めてだが、見事です。派手さはないが、華麗。

・松緑が楽しそうにやってた。SNSで「意外とかわいい」と評判よいです。

・所化との踊りはコミカルで楽しい。

 
なお、手ぬぐいをゲットするには1Fの5列目あたりがよいかと思います
 
PS: 松緑ブログによると、来月の台本でかなり苦戦してるようです。「真山青果はいやだー」と。
その分、今月の舞台を楽しんでるとのこと。
 
舞台写真、筋書と同じアングルのものを選んだので他の写真に替えようと思いました。しかし、後見が
ばっちり出てるので購入しました。

3/9 増補忠臣蔵/梅雨小袖昔黄八丈

 

増補忠臣蔵

 

 

通常の忠臣蔵の「追加」の部分らしいです。

 

話はわかりにくいが(前後は通しで観劇済)、本蔵の抑えた演技が

見物です。三千歳の琴のシーンもよかったです。

 

梅雨小袖昔黄八丈

 

初役の人が多い座組。とはいえ、菊五郎チームの役者が揃ってて「お得意演目」なので、違和感もなくみられます。

 

 

菊之助の新三はかっこいい。いいんだけど、私の中のbestは二代目松緑の新三です。

以前購入したプログラムの写真で「これがいい」と琴線にふれたわけです。

 

今回のmy best3+1

 

1. 梅枝@忠七  見るからに頼りなさげで、気の毒さがにじみでてる。

国立劇場での梅枝は「何やってもはずれなし」です。

 

2. 亀蔵@家主長兵衛 ネチネチ感と、泥棒に入られて女房より鰹を大事にするとこが笑えます。

本蔵よかったけど、クセのある役は亀蔵さんのテリトリーですね。

 

3. 橘太郎@おかく この人の女形は初めてみました。3回目のおかくだとか。

面白い「強欲な夫婦」です。

「5両もらったら、三宅坂で菊之助の芝居をみにいこう」ですって。

 

4.お熊-梅丸 初役ですがそこそこgood。新三宅で開放される時に、桃がさいたようでした。

 

テーマは「金と欲」。それに振り回されるお熊と忠七はいわば被害者。

 

お常さんは店の身代のために婿取りをきめて、新三たちは強請目的でお熊をら致。

源七に相談したが、新三にはねつけられて失敗。そこで、大家夫婦が30両で乗り出す。

その上、15両+鰹半身をせしめ、さらに家賃もいただくという抜け目なさ。これには新三もかなわない。

 

鰹の切り身と、15両を数えるシーンは毎度楽しみです。決めぜりふの「よく聞けよ」より、こっちで

首をかしげる新三たちをみるのが好きかな。

 

ラストがかっこいいのですが、團蔵さんのが目立つ感じです。(前にも書いてますが)

 

なお、A席半額キャンペーンにもかかわらず空席があります。3Fすかすかで、1Fも8割入ったかどうか。

おかげで、ひさびさの終演後のバスに乗車時に有楽町まで座れました(苦笑)

 

 

幕間にはプログレス(グランスタ)のドライフルーツでもぐもぐタイム。