Sleepless Town - in Tokyo- -5ページ目

1/14 お年玉、操り三番叟

 

 

この日は3F. 他の用事でぎりぎりに到着。3Fまでエレベーターで上がり、移動しながら

種之助の挨拶をききました。演目紹介と、いつもの「お願い」。

電源をオフにしない人がいるようです。

 

 

 

操り三番叟

 

2016年にみた、松也ー染五郎とほぼ同じパターン。

 

冒頭に千寿の踊りがあります。錦之助が翁で隼人が千寿。麗しい。

 

 

15分ほど後に、梅丸がでてきてあいさつ。何するのかな、と思ったら

板が登場。

 

これが、人形振りの三番叟を動かす道具です。板を叩くと糸が天井から下がり、

三番叟を操る仕掛けになります。

 

2人がかりで箱から人形をだして、踊りがはじまります。

時には糸につられるように、一瞬激しく回って、倒れる。

 

後見はあくまでも無言であやつる。この対比が面白いのです。

 

 

 

1/11 勧進帳 -幕見もほぼsold out-

前日、友人と相談して幕見参戦することになりました。

 

終業後に合流。しかし、私は17:45に到着。18時の発売には間に合ったものの、

「角力場からの通しの方が多いため、立ち見でのご案内」とアナウンスが。

もらった整理券は128。

 

友人は110番台。入場後にスペース確保した所に荷物を置きました。

 

前回見落とした場面をしっかり、と思ったが後半にふらついてしまい、舞の場面は休みつつみました。

 

いつもながら勧進帳は豪華ですが、今回はさらにメンバーが濃い。

四天王で弁慶経験者が2名。がんじろはんは名古屋で義経を演じます。

 

ニセ強力、ニセ勧進帳。それを知りつつ関所をとおす富樫。

 

吉右衛門の富樫が絶品です。四天王もそれぞれすばらしい。

立ち見での観劇はきつかったが、意外と遠くはなく、見応えありました。

 

友人いわく、「41ゲート(東京ドームの最上段エリア)よりは近いね」

 

初勧進帳を堪能したようで、なによりです。

 

1/4 夜の部 勧進帳

 

 

 

 

いつもと違うのは

・義経が(たぶん最年少)染五郎

・四天王が豪華すぎる。芝翫・愛之助・又五郎・

・吉右衛門の富樫。なんとなく、話がわかりそうにみえる。

 

今回、1100回上演の幸四郎は出ません。逆にそれが怖い。

どう怖いかというと、観客的には「フレッシュ」に映るが、役者が大変です。

 

特に幸四郎と染五郎は「連日ダメだし」されてるだろうな、と。

 

(1/7のTV朝日の特番でチェックします)

 

義経で空気が替わることを実感しました。

今回は弁慶と四天王が「若君をなんとしても関所突破されるぞ」的な雰囲気でした。

 

松緑のときはなだめるように見えたし、吉右衛門の時は弁慶が遠慮してるような。

役者によって流れが変わるのですね。

 

あらすじがわかっていても、独特の緊張感があります。

隈取りもお姫さまも傾城も出ないけど、地方と長い問答と舞、飛び六方がある。

心地よい疲労感すらあります。

ちょっと見逃した場面もあるので(弁慶が棍棒で殴る時)、幕見で再度チェック

しようかと思います。

 

1/4 寿大歌舞伎 夜の部 角力場/口上

 

 

双蝶々で、最も多くかかる段。

 

「また角力場か」の印象はありますが、愛之助の与五郎-長吉が見物です。七之助の吾妻はかわいい。

大阪の角力の話なので、愛之助いいかも、と思ったらあたりでした。

 

・与五郎-吾妻のチャラチャラ感とはんなり感がいい。

・長吉がちょこざいで、もはや手に入ってるとみえる芝翫の濡髪との対比がいい。

 

いつも気になるのが、濡髪と長吉が茶碗を割るところ。どちらかか割りやすい素材で作るのかな。

 

 

 

口上は、襲名3名を含めて 22名という大人数。

幕があがり、それぞれの裃をみて「さまざまな家がでてるな」と。松嶋屋が3人いるけど、

(体型からいって)誰がいるのかな。中村屋は兄弟で出てますが、もう1名黄色の裃が。

 

藤十郎@パパの進行でスタート。

(順番うろ覚えです)魁春、扇雀、愛之助、歌六、七之助、孝太郎、左團次、吉右衛門、梅玉、東蔵、又五郎、彌十郎、高麗蔵、勘九郎、芝翫、雀右衛門、鴈治郎、秀太郎、白鸚、幸四郎、染五郎。

 

左團次:白鸚さんは暁星で同級でした。級長をなさっていて、授業がおわるとばあやさんが迎えに来てお稽古にいきました。私は高校ではさぼってキャバレーに通いました。

孝太郎:松たかこさんとは映画で共演しました。染五郎さんとはまだですが、よろしくお願いします。

鴈治郎:幸四郎さんはおもちゃ箱のような方です。

 

梅玉:白鸚さんは勧進帳を1100回上演されて、1/3は共演しました。

彌十郎:染五郎さんは身長が伸びて、高身長の私としては仲間ができることを楽しみにしています。

幸四郎:天に向かって・・・

染五郎:義経は身に余る大役です。

 

それぞれが3人への期待、特に未知数の染五郎への期待を思わせる厳しくも暖かい口上です。

先代も含めて実直なお家なので、ツッコミが少ないです。左團次センセイも控えめでした。

 

わんダフルな年

来年は戌年です。(犬を出したつもりが、先に干支がでてしまった)

 

今年もお世話になりました。さまざまな観戦、観劇、ライブレポを後追いで書く予定でしたが、

28日から体調を崩して30日まで休止状態でした。寝正月ならぬ「寝年末」です。

 

TVerで「99.9 シーズン1」を5話までみて、他のビデオもみました。年末は一挙放送かスポーツに

限りますね。

 

31日にようやく活動再開。けど、時間が少ないので適当に掃除をして、買い物などをすませました。

 

1/1-2は例年同じ予定で動きます。カウントダウンは参加せず(武道館に行きたかったぞ)

 

千葉代表は流経。決勝まで残れば、8日に埼スタにいきます。

 

風邪ひいてる場合じゃないよ。(って、自分)

 

よいお年を。